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理事長室より

理事長就任挨拶(2013年5月1日)

 平成25年5月1日付けで公立大学法人下関市立大学理事長に就任いたしました。本間前理事長の下関市副市長就任に伴う人事であり、任期は前理事長の残任期である平成27年3月31日までとなっております。
 私は1カ月前まで下関市立大学長を務めておりましたので、本学のことについては熟知しているつもりですが、学長と理事長とは立場が異なります。本間前理事長の「地域に根ざした大学として下関市立大学の特色・存在価値を明確に発信し、下関市立大学の効率化と健全運営のために教職員一丸となり、日々、改善に努め、学生達とともに大学自身も成長を遂げ」る(『CAMPUS GUIDE 2013』)、という基本姿勢を継承しつつ、本学のいっそうの発展のために、微力ながら全力を尽くす覚悟でおります。理事長就任にあたって、とくに重視したいことはつぎの3つです。
 第1は、第2期中期計画の遂行ということです。中期計画は本学が公立大学法人として設立団体である下関市及び本学のステークホルダーに対する「公約」であり、大学はその確実な実施を求められます。理事長はこの実施に関する責任と義務を負うことになり、そのためには、教職員の協力が不可欠であり、また学生のパフォーマンスの向上も重要となります。
 第2は、本学の目的として掲げる「地域社会及び国際社会の発展への寄与」ということです。大学の使命として、教育と研究に加えて、社会貢献が求められています。地方に所在する公立大学である本学にとっては、地域連携、地域貢献がとくに重要であるとともに、教育、研究にとっても必要なことです。また、近年のグローバル化の急速な進展に伴って、国際交流、国際貢献が大学の役割として強く要請されるようになってきました。本学では、留学生の派遣・受入については充実しつつありますが、国際舞台で活躍できる人材の育成、研究面での国際交流については、今後いっそう強化する必要があります。
 第3は、理事長と学長との連携に基づく大学運営ということです。中期計画の確実な実施のためには、大学構成員の協働が必要となりますが、とくに理事長と学長との連携が重要です。今年度からは理事長、学長とも交代して新たな体制となりますが、腹蔵のない意思疎通を通じて、学長との信頼関係を構築し、「理事長及び学長のリーダーシップの下、より機動的・戦略的な大学改革を行う」(「第2期中期目標」)こと、当面は第2期中期計画の確実な実施に努める所存でおります。そのためには、教職員の協力と協働が必要不可欠であり、教職員のご理解とご協力をお願いする次第です。