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理事長室より

卒業式に寄せて(2014年3月26日)

 昨日、3月25日には本学の第49回卒業式が挙行された。最近では「学位記授与式」と呼ばれることが多いが、今回は学部生455名、大学院生4名が卒業証書・学位記を授与された。たいへん悦ばしいことであり、これからはそれぞれの道で、研鑽を積んで活躍されることを心より願っている。
 今回の卒業生のほとんどは4年前の平成22年4月に入学した学生諸君である。私が本学の学長に就任したのは同時期であり、4月7日の行われた入学式の「告辞」で、新入生に対して次の言葉を贈った。

  大学生活をスタートする皆さんに贈る言葉があります。長州藩の生んだ優れた教育者である吉田松陰の「志を立ててもって万事の源となす」という言葉です。志を立てること、すなわち「立志」がすべてのことの出発点であり、志を立てなければ、何事も達成されない、という意味です。皆さんも入学にあたって、何かしらの大学生活での目標を立てていると思います。その目標をもう一度吟味し、それを「立志」とし、追求することをお勧めします。また大学生活は自分の未来を託すに値する高い志を模索する期間でもあります。皆さんがこのような「立志」に心がけ、高い目標に立ち向かうチャレンジ精神で、充実した、悔いのない学生生活を送られることを心より願っております。

  覚えているひとは少ないと思うが、皆さんが入学時の学生生活の目標、新たに定めた目標の達成度はどうだったろうか。反省してみるのも大切なことである。十分納得した学生生活を送ったひともいれば、満足のいかなかったひともあろう。皆さんが到達した地点がこれからの人生の出発点になる。高い人もあれば、低い人もいると思うが、人生を山登りにたとえれば、皆さんの未来は、どの山にどの道から登るのか、どのペースで登るのか、どのような仲間と協力するのかなどによって、大きく異なってくるに違いない。「努力の汗は嘘をつかない」と言われます。大いに汗をかくことを惜しまずに努力してください。
 最後に、この年度の卒業式(平成23年3月25日)にあたって卒業生に贈った言葉を皆さんにも贈ることにしたい。

  「逆境にあっても挫けるな」ということです。私のモットーのひとつに、「逆境鍛性格、順境伸才能」(「逆境は性格を鍛え、順境は才能を伸ばす」)という言葉があります。人生には逆境のときもあれば、順境のときもある、その時々の状況にあわせて能力の開発や人格の陶冶に心掛けなさいという意味です。現代社会は将来を見通すことの困難な不透明な時代です。皆さんの将来にも幾多の山と谷が待っていることでしょう。そのような困難の中で自らを鍛え、将来の飛躍の時に備えることが大切です。そしてそのような潜在能力を皆さんはこれまでの大学生活のなかで身につけてきたはずです。

  諸君の未来が輝かしきことを祈る。