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理事長室より

「本学の開学記念日」(2015年6月2日)

 昨日、6月1日は下関市立大学の開学記念日である。休日でもなく、記念の催しもあるわけではなく、6月1日が開学記念日であると自覚している学生はそれほど多くないだろう。また、この日が開学記念日に定められた理由を知っている学生はほとんどいないと思われる。かく云う私もよく分からないので、職員に尋ねてみたが明確な回答はなく、皆さんと一緒に調べた結果は次の通りである。

 本学は1962(昭和37)年4月1日に創立され、翌1963年に開学記念日を学則によって5月4日に定めた。そして、1988(昭和63)年に6月1日に変更して現在に至っている。なぜ5月4日あるいは6月1日に定めたかはよく分からないが、次のような理由によると推測される。

 まず5月4日について。1963年当時の5月の国民の祝日は5月3日と5日であり、4日は国民の祝日ではなく、当然のことながら日曜日でなければ授業が行われた。しかしながら当時の大学では5月4日を自主休講とする教員もあり、学生側では勝手休講とするものも多かった。また、当時には五月病と称して、新入生の中には大学への適応に悩む学生も多かった。このような状況のなかで、5月4日を大学の休日とする大学もあったと思われ、本学もこの日を開学記念日と定め休日としたのではなかろうか。
 6月1日について。1986(昭和61)年に「国民の祝日に関する法律」が改正され、国民の祝日と祝日に前後を挟まれた平日を「国民の休日」とすることになった。5月4日は86年は日曜日、87年は振替休日にあたり、「国民の休日」となったのは88年が最初であった。本学の開学記念日が6月1日になったのは、まさにこの88年のことであった。以上から推測されることは、5月4日が「国民の休日」となったので、あえてこの日を開学記念日として休日とする必要性はなくなった。当時は5月連休明けから夏休みまで平日の休日がなく、6月初めころは学生の間に中だるみ傾向があったようだ。そこで、6月1日を開学記念日として大学の休日とし、中だるみ感の一掃を図ったのではなかろうか。
 本学では、6月1日を休日とする学則は現在もそのままであるが、近時では授業日数を確保する必要性から土、日曜以外の6月1日を授業日とする学年暦を取っている。

 なお、国立大学(現在は国立大学法人)では6月1日を開学記念日としている大学がかなりある。1949(昭和24)年5月31日に国立大学設置法が制定され、新制国立大学は同年4月1日にさかのぼって創立されたことになった。その結果、新たに設立された国立大学では、6月1日及びその前後に開学記念式典を開催し、6月1日を開学記念日と定めたところがあったのである。

 本学の開学記念日に関する探索は、以上の通りであり、5月4日及び6月1日に定めた理由は「なかろうか」という推測に止まっている。さらに関連する情報の収集に努め、理由を明確にしたいと考えているので、この件に関する情報をお持ちの方がおられたら、ぜひ巨細を問わずお寄せいただきたい。