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理事長室より

「世界の厨房から」(2016年7月14日)

 7月11日(月)に「国際交流会ともだち」サークルの主催で平成28年度「世界の厨房から」というイベントが本学厚生会館3階の多目的ホールで開かれました。
この「世界の厨房から」は、「各国からの留学生と国際交流会ともだちのメンバーが各国の料理を作り、参加者の皆さんに試食していただき、料理を通じて世界各国の文化に目を向け、興味を持っていただく」という趣旨のイベントで、本学の恒例行事のひとつです。そして、留学生と日本人学生による日本舞踊の披露もこのイベントに花を添える恒例の催しになっています。
 会場には留学生の母国の国旗が飾られ、今年の「世界の厨房」はベトナムのフォー、トルコのキョフテ、タイのヤムウンセン、韓国のトッポッキ、中国のバァオチャウターチャン(豚の大腸炒め)と焼き餃子、日本の肉じゃがという6か国7料理でした。料理は留学生の指導の下にともだちサークルの皆さんが協力して調理したものです。

 開会の挨拶では、私は「共食」の大切さを話しました。ひとと親しくなるには「共食」、共に食事をすることが大切だとよく言われますが、この「世界の厨房から」で、留学生と日本の学生、教職員、地域社会の人たちが共に食を楽しむことによって、留学生と参加者との親睦の輪が広がり、親交が深まることを願っていると話しました。そして試食タイムとなりました。

 参加者はそれぞれに7つの出店で食を楽しんでおりました。私が試食したのは、ベトナムのフォー、トルコのキョフテ、日本の肉じゃがでした。フォーの米粉麺はベトナム産を取り寄せたそうです。キョフテはトルコ風ハンバーグで、キョフテを食パンに挟んだもので、独特のスパイスを使用していました。肉じゃがは2種類の味付けをしたそうですが、私のは少し甘めのものでした。それぞれにお国の味わいが伝わり、美味でした。100食ほど用意したそうですが、参加者は100名をはるかに超える盛況ぶりで程なく完食となったようです。その後、ともだちサークルのメンバーによる料理の紹介があったのですが、声の通りが悪くよく聞き取れなかったのは残念でした。

 そのつぎに「世界の厨房から」のメインイベントともいえる「日本舞踊さくら会」サークルによる留学生と日本人部員による日本舞踊でした。「日本舞踊さくら会」の協賛も長く続き恒例のものとなっています。このサークルは花柳流師範の花柳英佳和先生が留学生に日本舞踊を教えたことから始まったもので、留学生を囲むイベントなどで日頃の練習成果を発表してきました。今回は花柳英佳和、佳乃潮、千佳舞の3先生が日舞の振り付け、浴衣の着付け等の準備・指導されての披露でした。留学生は、学部学生10人による「さくらさくら」、院生2人の「茶っ切り節」をそれぞれ可愛らしく、かつきちんと舞い終えました。日本人部員は、「月見草」、「荒城の月」などで、日ごろの熱心な稽古振りがうかがえました。とくにサークル部長の「華扇」は見事でした。因みに学生たちの浴衣はすべて英佳和先生が縫い上げたもので、背の高いオーストラリア人留学生の浴衣は、前日に仕上げたとのことでした。

 今回も留学生にかかわりのある多数の方々に参加していただき、留学生との会話も弾んでいたようです。最後に何枚も何枚もの記念撮影を済ましたあとで、「国際交流会ともだち」サークル顧問の岡本次郎先生の結びの挨拶で和やかな集いも幕を閉じました。

 関係サークルを紹介しておきます。「国際交流会ともだち」は1989年(平成元年)頃に結成された長い歴史をもつサークルで、本年6月現在の部員数は95名です。一方、「日本舞踊さくら会」は、花柳英佳和先生に日本舞踊を習う留学生の集まりとして発足し、2013年(平成25年)に公認された比較的若いサークルで、日舞を学ぶ学生は留学生・日本人学生合せて20名程度はいるようです。黒地に背中に桜色で「桜」の文字をあしらったTシャツがユニホームで、この日も先生方はTシャツ姿で指導に当たっていました。