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理事長室より

「下関市立大学創立60周年記念植樹式」(2017年2月13日)

 2月10日(金)に下関市立大学創立60周年記念植樹式が本学で行われました。本学は昭和31年(1956)に創立された下関商業短期大学を前身として、昭和37年(1962)に四年制大学として開学しました。下関商業短期大学の創立から数えて、平成28年(2016)3月末をもってちょうど満60年となり、平成28年度に下関市立大学創立60周年記念事業が行われました。

  平成28年6月4日に下関市立大学創立60周年記念式典が行われ、また、同窓会主催の「下関市立大学60周年記念『全国の集いin下関』」が開催されました。この全国の集いで、同窓会一期会(昭和41年卒業生)から「さくら記念樹」が寄贈され、一期会田中熊義会長から理事長に目録が手渡されました。このさくら記念樹がさくらの植樹に相応しい時期に植樹することになり、2月10日に関係者の参加のもとで植樹式が行われたのです。

 当日は、寒風吹きすさび、小雪が吹き付けるという荒天のため、植樹式は場所を本館の教室に移して、同窓会からは一期会及び役員の皆さん、大学側の教職員の参列のもとで行われました。一期会の田中熊義会長の挨拶では、会員の高齢化が進んできたので、当面は休会とすることとし、60周年記念としてさくらを大学に寄贈することにし、品種については造園業者と相談のうえ、「陽光桜」に決めた、と説明がありました。この陽光桜は、「天城吉野」と「寒緋桜」との交配によって作出されたもので、作者は愛媛県の高岡正明さん(1909~2001年)です。高岡さんは、教員として死地に向かう教え子たちを「桜の木の下で会おう」と見送った。戦後、戦争を二度と繰り返してはならないというメッセージを込めて、「平和のシンボル」として、約30年間に及ぶ試行錯誤の末に陽光桜を生み出した、とのことです。なお、陽光桜については、次を参照しました。

 http://kyo-no-hana.com/blogs/kyohana/2010/03/post-236.html
 http://tamutamu2011.kuronowish.com/yukousakura.html

 式では挨拶を述べた理事長、田中一期会会長、中村信悟同窓会会長、学長が異口同音に平和のシンボルであるこの陽光桜がいつまでも学生と本学を見守ってくれることを願っていると言及し、大学としてはこの桜を大切に育てていくことを約束しました。
 室内での式ののち、正門横(駐輪場の奥)で、関係者によってスコップによる植樹が行われました。植樹した陽光桜は、造園業者によれば、樹齢約25年の高さ5メールほどの立派な樹木で、今年の春には花が咲くとのこと、通常、植樹されるのは、樹齢3年ほどで1メートル前後の若木で、花が咲くまで3~5年はかかる、とのことです。
 正門を入って右手に陽光桜が植樹されております。来学された方は、ぜひご覧ください。

 植樹ののち、生協食堂で軽食をとりつつ、一期生を中心になごやかに懇談しました。田中会長によれば、山の田の自宅からの通学で、自宅から大学まで田んぼ道で一軒の家がなく、雨が降ると泥んこ道になったとのことでした。また、当初は食堂がなく、昼になると弁当屋さんが大学まで来て、学生たちはパンやおにぎりなどを求め、真っ黒に群がったハエを追い払いながら食べたそうです。今からは想像もできない劣悪な環境のもとで、一期生の皆さんが本学の礎石を築かれたことに思いをはせました。

 一期会の皆さんからは、平成25年(2013)2月26日に下関市立大学(四年制)開学50周年の記念樹として「しだれ桜」が寄贈されております。このしだれ桜は、体育館横に植樹され、毎年美しい花を咲かせています。
 本学として、今回の陽光桜とともに、50周年記念のしだれ桜を大切に育て行くことをお約束するとともに、一期会及び同窓会の皆様に対して感謝と御礼を申し上げます。