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課題図書エッセイ・コンテストの表彰式が行われました

 平成23年12月22日(木)に、課題図書エッセイ・コンテストの表彰式が学長室にて行われました。

課題図書エッセイ・コンテスト
(写真)
前列左より、荻野喜弘学長、竹本圭佑さん、杉井健志さん、川島修一さん
後列左より、田実教授、加来和典准教授、難波利光准教授

 荻野喜弘学長が「我々でも論理一貫して書くことは難しいのに、それをさらに短くしてまとめるのはもっと難しい。書くことによって明確になる部分もある。」と表彰された学生に激励されました。

 

 最優秀賞(学長賞) 竹本圭佑氏(経済学科 4年生)  
 「実際の農村コミュニティはこんなものじゃない」
 (対象図書:広井良典『コミュニティを問いなおす』 中公新書 2009年)

 優秀賞 川島修一氏(経済学科 4年生) 
 「SNSが変えた、都会の若者のコミュニティに対する価値観」
 (対象図書:徳野貞雄『農村(ムラ)の幸せ、都会(マチ)の幸せ』
 日本放送出版協会 生活人新書 2007年)

 優秀賞 杉井健志氏(国際商学科 3年生) 
 「手を繋ごう」  (対象図書:白波瀬佐和子『生き方の不平等』 岩波新書 2010年)

 

 課題図書エッセイ・コンテストを企画したFD委員会より、以下の講評が報告されました。

【講評】
 今回はじめて「課題図書エッセイ・コンテスト」を実施した。あらかじめ指定された計41冊の社会科学系の図書リストから1冊を選んで読み、そこから「自分で発見した『問題』や『論点』」を4000字以内のエッセイで論じることが課題となった。
準備が遅れたにもかかわらず、3・4年生を中心に9篇のエッセイが寄せられた。残念ながら1・2年生の応募はなかった。運営主体であるFD委員会の取り組みと広報の遅れ、説明の不足が主たる原因である。来年度は改善したい。
 さて、寄せられた9篇について、FD委員会を中心として厳正な審査をおこなった結果、上記の3本の作品が、それぞれ最優秀賞、優秀賞に選ばれた。
選考にあたって特に留意したのは、(1)課題図書をしっかり読みこなしているか、(2)そこから自分の「問題」をみつけだしているか、(3)その問題について論理的な思考を展開しているか、この3点であった。優秀と判断された3つの作品は、いずれもこれらの点で優れていると判断された。
 全体を通して感じたことは、次の2点である。まず、論旨が必ずしも明確ではなく、何を、どのような筋道で主張しようとしているのかが不明確な作品があった。次に、論旨は明確であっても、それが課題図書の主張とどのように関連しているのかが、必ずしも明確ではない作品が多かった。
また、文章表現については、一文が長すぎて、ねじれが生じ、主語・述語がうまく対応していない作品、「のである」を連発している作品、さらに、段落が少なかったり、段落のまとまりが悪く構成力において課題を残している作品がある点が、気になった。
 めでたく賞に輝いた3篇は誤字・脱字などの文章上の修正を施した上で、公表する予定である。
 課題図書エッセイ・コンテストは、いま始まったばかりである。来年度は、分野も広げつつ、さらに周到な準備のもとに実施したい。より多くの学生のみなさんの応募を期待したい。

[掲載日:2011.12.27]

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