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地域づくり

長門市の「第3回宇津賀地区ふるさとまつり」に専門ゼミ生と教員が参加しました!

 2015年11月22日(日)、長門市の宇津賀地区まちづくり協議会が中心になって「第3回宇津賀地区ふるさとまつり」が旧文洋小学校跡地で開催され、昨年に引き続き下関市立大学の学生や教員が参加して地域貢献として地域づくり活動に参加しました。
  今年は、松本貴文先生と水谷の専門ゼミIの学生6名に加えて、大学院生で中国からの留学生2名、吉津学長など11名が参加しました。松本ゼミの学生2名が、本学が長門市から受けている受託研究の一環で宇津賀地区の住民に対して行った地域づくりに関するアンケート調査結果の一部について、速報版としてまとめた内容を住民の方たちにパワーポイントを使って報告しました。宇津賀地区にある魅力的な地域資源(「あるもの」)などの可能性とともに、地区の抱えている過疎・高齢化地域の課題についてアンケート調査結果を報告し、住民の方たちも熱心に聞いておられました。詳しい報告書は、研究グループの教員たちが2016年2月ごろには作成し、長門市内で住民の方たちに向けて報告会を開催する予定です。
  立石地区の漁協の方たちが鮮魚の販売などを行っていたブースの裏側で、吉津学長の友人の漁師さんや漁協の組合長さんたちが下関市立大学生などに、七輪でサザエやサンマ、イカなどを焼いて、たくさん食べさせてくださいました。特に、サザエは醤油に少しの砂糖も加えて焼かれ、たいへん「まいうー」でした。また、まつりの後片付けでテントの解体やイスや机の撤去にも学生たちは積極的に加わりました。
  終了後に、宇津賀地区のグローバルな観光スポットで、アメリカのニュース専門放送局・CNNが今春にウェブ上で発表した“日本の最も美しい場所31選”に選ばれている「元乃隅稲成神社」や近くの「龍宮の潮吹」なども視察して、「田舎」の可能性を再確認した有意義で楽しい1日でした。

下関市立大学からの
多様な参加者たち
パワーポイントを使って
住民の方たちに報告する
学生たち
七輪で焼かれたサザエなどで
幸せな一時を味わう学生たち
元乃隅稲成神社の
日本で最も入りにくい
賽銭箱に挑戦する学生