地域貢献を目的とした共創的学習プログラム -住民参加型『観光・交流・まちづくり』の実践-
文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に下関市立大学の取組「地域貢献を目的とした共創的学習プログラム」が採択されました
文部科学省が、社会的要請の強い政策課題に対応した大学・短期大学等における優れた取組を選定・支援する、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(現代GP)の平成19年度取組に、下関市立大学が申請した「地域貢献を目的とした共創的学習プログラム-住民参加型『観光・交流・まちづくり』の実践-」が採択されました。
この取組は、下関市立大学現代GP取組推進委員会が中心となって行う教育プログラムです。
文部科学省・平成19年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」
申請テーマ | 「テーマ1:地域活性化への貢献(地元型)」 |
取組名称 | 「地域貢献を目的とした共創的学習プログラム-住民参加型『観光・交流・まちづくり』の実践-」 |
取組期間 | 平成19年度 ~ 21年度 |
取組概要 |
今回採択された取組は、下関市立大学の教職員と学生が全学一体となって、地域の方々とともに下関地域の『観光・交流・まちづくり』を実践する教育プログラムです。 下関市立大学の理念は、『地域に根ざした教育・研究』を通じて、本学を市民を交えた知の交流と創造の場とし、地域社会の知的センターとすることです。この理念に立って、本学はこれまで積極的に地域社会への貢献を行ってきました。これらの経験と実績を、より一層地域貢献に活かすために、大学・行政・市民・地域企業・諸団体が一体となった『共創的学習プログラム』を構築することが今回の取組の内容です。 『共創』とは、下関市の総合計画で提唱された、住民参加によるまちづくりの理念です。本学と地域の方々が『環境・観光交流・まちづくり』をテーマにしたワークショップを通じて交流することで、具体的な形として現れるまちづくりを提案・実践します。また、本学の学生が、地域の方々との交流を通じてまちづくりに参加することで、豊かなコミュニケーション能力と専門的知識を持った『地域を愛し、地域に愛される人材』の育成を目指します。 本取組では、『観光・交流・まちづくり』の視点に立った3つのワークショップテーマを設定します。 〈ワークショップテーマ〉 1. 環境NPOへの参加による持続可能なエコ社会の実現 2. まちの駅活動による観光活性化 3. 河川流域探訪への参加と河川環境保護活動 この取組は、多くの地域の方々に参加していただいて、地域社会の諸課題を一緒になって学び、具体的な提言を行うことが目的です。プログラムを通じて、地域コミュニティの活性化、まちづくりの実践、地域を愛し地域に愛される人材の育成を推進していきます。 |
【現代GP】
各種審議会からの提言などを踏まえ、社会的要請の強い政策課題(地域活性化への貢献、知的財産関連教育など)に関するテーマを設定し、これに対して各大学、短期大学、高等専門学校が計画している取組の中から、国公私を通じて優れた取組を選び、サポートする。また、選ばれた取組を社会に広く情報提供し、高等教育全体の活性化を促すことを目的とする。
[お問い合わせ先]
公立大学法人下関市立大学 事務局
経営企画グループ 地域共創班
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