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理事長室より

「東京馬関会が開かれる」(2015年7月14日)

 7月11日(土)に下関市立大学同窓会東京支部による「第45回東京馬関会の集い」が「アルカディア市ヶ谷 私学会館」で開催され、私もご招待をいただき出席しました。65名を超える集いとなり、たいへんな盛会でした。式次第は次の通りです(氏名は敬称略)。

開会挨拶(東京馬関会会長・森川良二)、会計報告(東京馬関会副会長兼事務局長・大塚秋夫)、来賓挨拶(下関市立大学同窓会副会長・中村信悟、下関市立大学理事長・荻野喜弘)、乾杯(東京馬関会副会長・増田繁人)、来賓挨拶(下関市副市長・本間俊男、下関市東京事務所長・古川力)、記念写真撮影、市大学生との交流タイム(進行役 前田夏代子、田中ゆみ)、山口県物産品抽選会(進行役 林利昭、中村均、細井淳司)、学生歌「青潮ゆたかに」斉唱、閉会挨拶(東京馬関会幹事・石本勝紀)。
総合司会(青山雅幸)

  森川会長は45回目を迎えた東京馬関会の歴史にふれつつ、平成17年に個人情報保護法が全面施行され、同窓会名簿の入手が困難となったこともあり、今回は平成6年卒~平成25年卒の20年間の同窓生の出席がゼロとなったと報告し、参加者に会員情報の提供及び新設の東京支部HP(市大HPの同窓会ページからリンク)の活用を呼びかけました。大塚事務局長は、会計報告を行ったうえで、財務内容の充実のために年度会費(一口2千円)の寄付について協力を依頼された。中村同窓会副会長からは、会長代理としてこの1年間の同窓会活動について報告するとともに、来年度は本学創立60周年に当るので、全国の集いを下関で実施することになった、ついては多くの同窓生が参加されるように、とのお願いがありました。
  私は本学の概況について次のように報告しました。専任教職員は102名、うち専任教員57名(教授30名、准教授24名、講師3名)、専任事務職員45名、本年4月の学部学生数は2,179名(収容定員1,840名)、新入生は553名(平成26年542名、25年466名)で、うち男子57.7%、女子42.3%、平成26年度卒業生の就職決定率は98.4%(25年度97.9%、24年度95.2%)、財務内容はきわめて健全であるというものでした。さらに、創立60周年記念事業について説明し、また本学同窓生の王煒(ワン・ウェイ)氏について紹介しました。王煒氏は、中国からの留学生で、平成10年入学、14年卒業し、現在は春秋航空日本株式会社の会長です。春秋航空は中国で最有力のLCC航空会社で、春秋航空日本はその関係会社であり、現在日本国内において3路線を展開しております。氏は、市大の学生時代を懐かしんでいて、スケジュールがあえば是非同窓会の集いに参加したいとのことでした。私の挨拶は少し長くなってしまい、集いの進行にご迷惑をかけて仕舞いました。反省です。
  ついで、増田副会長の発声で懇親会に移りました。あちこちで旧交を温める和やかな笑顔と話し声が広がっていく様子は実に楽しいものです。
  そうした和やかな雰囲気のなかで、来賓の挨拶となりました。本間副市長は、下関市の現状、特にインフラ整備について、国道191号下関北バイパス(筋川町~安岡駅前間)の全通及び関門海峡沿いの唐戸から長府までの遊歩道の整備状況を報告されました。また、古川所長からは東京事務所の活動についてふれたのち、とくに下関出身の豊真将関(立田川親方襲名)の引退相撲について案内がありました。平成28年1月30日(土)の開催で、申し込み等はインターネットできるとのことでした。
  しばし懇談のあとで、記念撮影です。一部のテーブルを一旦片付け、全員の顔が写るように入念に準備のうえでパチリと撮影。帰りには記念写真が手渡されましたが、皆さん笑顔でした。
  ついで、市大生との交流タイム。まず7名の3、4年生が登壇し、自己紹介、自己アピール、将来の進路、先輩に聞きたいことを次々に発表しました。4年生のふたりはシェアハウスを借りての就活中とのことでした。希望の職種では、玩具メーカー、大手メーカー、コンテンツ産業、イベント企画など今風の職業が多く挙げられていたようです。つぎに平成27年、26年卒業生の6名が壇上に上がり、自己紹介、入社後の体験、後輩へのアドバイスなどを語ってくれました。どなたかが、1年も経つと、顔つきも語り口もずいぶん変わってしっかりするものだ、と感想を述べていましたが、皆さんそれぞれ自ら選んだ道で自信を持って活躍している様子がうかがえました。
  続いてビンゴゲームによる山口物産品抽選会です。全員分の品物が用意されておりましたが、時間の関係でビンゴによる配分は途中で終了し、あとは残り物を自由に受け取ることとなりました。なお、山口物産品は、古川所長からも紹介がありましたが、山口県のアンテナショップ「おいでませ山口館」にて、5,000円分の商品が3,500円で購入できる「こだわりの逸品 商品券」を利用しての購入だったとの説明がありました。
楽しく過ごした3時間もあっという間で、「青潮ゆたかに」を斉唱し、石本幹事(昭和35年卒)の手締めとなりました。石本さんから、日本を代表する手締め3種(江戸締め、大阪締め、博多手一本)のうち、東京ですから江戸三本締めでという解説を受けて、石本幹事発声による江戸三本締めでお開きとなりました。総合司会の青山さん、お疲れ様でした。

 なお、この日には市大同窓会の支部総会は東京馬関会のほかに、広島県支部、鳥取県支部が開かれ、翌12日に福岡県支部総会があったとのことです。ついでながら、東京馬関会が開かれた会館の同じ階では、東京・松浦ふるさと会と東京大農会が開かれておりました。松浦ふるさと会は首都圏在住の長崎県松浦市出身者の集まりで2回目とのこと、東京大農会は、東大の農学部関係の集まりかと思いきや、秋田県の農業高校卒業生の東京での集まりとのことでした。7月は七夕ということもあるのか、年に1回の集まりが多いようです。