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理事長室より

「本学のオープンキャンパス」(2015年8月10日)

 8月8日(土)、9日(日)、本学のオープンキャンパスが開かれ、両日とも猛暑にもかかわらず、あわせて900人余の高校生並びに保護者の皆さんが本学を訪れました。二日続けての開催は本学では初めての試みであり、参加者が片寄るのではないかと心配したのですが、それも杞憂に終わり、両日とも400人を超えるという盛況振りで、ホッとしました。
 全体説明会(大学概要、入試説明、就職状況、サークル紹介など)は大教室が満員となる状況で、参加者の皆さんが熱心に耳を傾けていました。その後は各学科模擬講義、語学体験(英語、中国語、朝鮮語)などに分かれての「講義」でした。小論文対策講座は、本学入試の特徴である小論文問題について、過去問を踏まえつつ、小論文で求められるものを解説するという内容であり、参加者はメモを取るなど真剣な面持ちで聞き入る姿が見られました。個別相談は入試、授業・奨学金・大学生活、留学、就職・資格などに分けて実施しましたが、一部では順番待ちが出るほどでした。学生企画の「市大生と語ろう」では、学生と高校生との間で活発な質疑応答が交わされていました。学生による保護者向け説明会や学内施設ツアーにも多数の参加者があったようです。サークル関係では、吹奏楽部演奏会、音楽系サークルのライブ、よさこい演舞、茶道部の茶席が行われました。
 また、印象に残ったことは、8日に甲子園で下関商業高校(下商)の勝利を見届け、9日朝にバスで下関に戻った下商生が駆けつけてくれたことです。甲子園で応援してきたのと尋ねると、そうですとの答え、次の応援も頑張ってください、と激励しました。
 暑いなかオープンキャンパスに参加された皆さんには御礼申し上げますとともに、ぜひ本学を志願していただき、来年4月には本学で再会できることを楽しみにしております。また、オープンキャンパスの円滑な実施には学生の協力が不可欠ですが、猛暑のなかでも笑顔を絶やさず、それぞれの持ち場で頑張った学生諸君には感謝の意を表します。最後に、休日にもかかわらず出勤の教職員の皆さん、たいへんお疲れ様でした。