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#研究  #社会貢献 

宇宙医療の“ミッション保証”に看護の視点を提言(Life Sciences in Space Research(IF=2.8))― 本学 研究機構 窪田和巳 教授の単著論文が国際誌に掲載 ―

本学 研究機構の窪田和巳 教授が、宇宙ミッションにおける健康運用(Space Health Operations)の中で、これまで十分に位置づけられてこなかった「看護(Nursing)」の役割に焦点を当てた単著論文を発表し、国際学術誌 Life Sciences in Space Research に掲載されました。 

近年、有人宇宙活動は長期化・多様化し、宇宙飛行士の健康課題も身体面だけでなく、心理・行動、チーム、運用、継続ケアなど複合的になっています。こうした状況のもとで本論文は、宇宙医療を「治療」や「緊急対応」だけで捉えるのではなく、ミッション全体の成功可能性を高める「ミッション保証(Mission Assurance)」という観点から、看護が果たしうる機能を整理し、宇宙健康運用における学際的な体制設計の必要性を提起しています。 

とりわけ、日々の健康観察、予防的介入、セルフケア支援、行動変容支援、継続的な記録と評価、運用現場での意思決定支援といった看護の実践知が、限られた資源と時間制約の中で“ミッションの確実性”を支える要素になり得ることを示し、宇宙分野における看護学の貢献可能性を論じています。 

窪田教授のコメント 

「有人宇宙活動が長期化し、医療・健康課題がより複雑になるほど、現場での継続的な観察、予防、生活支援、意思決定支援といった看護の強みが重要になります。本論文では、宇宙健康運用を“ミッション保証”の枠組みで捉え直し、看護を運用設計の中に位置づける意義を整理しました。宇宙分野における学際連携が進み、安全で持続可能な有人活動につながることを期待しています。」 

論文情報(掲載欄案)