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#教育  #研究  #社会貢献 

看護研究におけるリアルワールドデータ活用の進展を提言(Japan Journal of Nursing Science (IF=1.6)) ― 本学 研究機構 窪田和巳 教授の筆頭論文が国際誌に掲載 ―

本学 研究機構の窪田和巳教授が、看護研究におけるリアルワールドデータ(RWD)の統合活用を推進するための政策的視点をまとめた論文を発表しました。論文は国際学術誌 Japan Journal of Nursing Science に掲載されました。

論文では、日本の次世代医療基盤法と欧州連合(EU)の欧州健康データスペース(EHDS)という二つの重要な法制度・政策的枠組みを比較分析し、看護研究分野におけるRWDの効果的な活用方法と課題を整理しています。具体的には、医療・健康に関する大規模データの二次利用を促進する制度的基盤の構築や、研究倫理・データガバナンスの観点から、看護研究者が実践的なエビデンスを創出するための環境整備の方向性を示しています。

近年、医療現場で日常的に収集される診療記録や健康情報などのリアルワールドデータは、臨床試験では得られない実臨床におけるエビデンスを提供する貴重な資源として注目されています。本論文は、こうしたデータを看護研究に活用するための政策的・制度的な道筋を提案するものです。

窪田教授のコメント

「看護実践の質向上には、実際の医療現場から得られるデータに基づいたエビデンスの構築が不可欠です。日本では次世代医療基盤法の施行により、匿名加工された医療情報の研究利用が可能になりつつありますが、看護研究分野での活用はまだ十分ではありません。本論文では、先進的な取り組みを進めるEUの枠組みとの比較を通じて、日本における看護研究者がリアルワールドデータをより効果的に活用できる環境づくりに向けた政策的示唆を提示しました。データ駆動型の看護研究が発展し、患者ケアの質向上につながることを期待しています。」

論文情報