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お知らせ
#教育 #研究 #社会貢献日本慢性看護学会賞・学術部門受賞のご報告
本学看護学部の古庄夏香准教授が、日本慢性看護学会において「学会賞・学術部門」を受賞しました。
本賞は、日本慢性看護学会誌に過去3年間掲載された論文の中から、慢性看護学の発展に大きく貢献した優れた研究に授与される賞です。2026年7月に岡山コンベンションセンターで開催された第20回日本慢性看護学会学術集会において表彰式および受賞講演が行われました。
受賞対象となった論文は、「血液透析患者の口腔乾燥改善を目的とした口腔ケアプログラムの開発・評価―混合研究法による評価―」です。
本研究では、血液透析患者に多くみられる口腔乾燥に着目し、透析中にも実施可能な口腔ケアプログラムを開発するとともに、その有効性を量的・質的データを組み合わせた混合研究法により検証しました。その結果、口腔環境の改善に加え、口腔セルフケアへの意識や行動の向上が認められ、透析患者のオーラルフレイル予防につながる可能性が示されました。本研究は、科学研究費助成事業(基盤研究(C)、課題番号:19K10777)の助成を受け、看護学研究者と歯科医師が連携して実施した共同研究です。
日本慢性看護学会は、慢性疾患や長期的な健康課題を抱えながら生活する人々への看護の発展を目的とする学術団体です。慢性看護の知の体系化や研究者・実践者の交流を推進するとともに、慢性看護に関する制度・政策への提言にも取り組んでいます。大学研究者だけでなく、多くの臨床看護師や専門看護師などが所属し、研究成果を看護実践や社会へ還元することを重視しており、今回の受賞は、そのような学会において臨床現場の課題解決につながる実践的な研究として高く評価されたものです。
古庄准教授のコメント
「本研究は、透析患者の口腔乾燥という臨床現場の課題に着目し、口腔ケアプログラムを開発・評価した研究です。看護学研究者と歯科医師が連携し、それぞれの専門性を生かして取り組んだ共同研究であり、本プログラムが透析患者の口腔セルフケアの定着やオーラルフレイル予防につながることを期待しています。
看護の世界では、『看護は実践の科学である』と言われます。研究によって得られた知見を臨床へ還元し、患者さんへのより良い看護につなげていくことが研究者の使命だと考えています。今回の受賞を励みに、今後も多職種との連携を通して研究を発展させ、その成果を看護実践へ還元するとともに、地域医療の発展と人々の健康・生活の質の向上に貢献できる研究に取り組んでまいります。」




