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学長メッセージ

韓昌完学長
2022年4月
下関市立大学
学長 韓 昌完

・学長室より

地域に根ざし、世界に誇る。
下関市立大学から創る「学びの街、下関」

カール・ポパー (Karl Raimund Popper, 1902-1994)は科学の本質に言及し、「科学は真理になり得ない、まだ間違っていないということを見せてくれるだけだ」とする反証可能性を唱えました。科学とは、永久に続く変化と絶えず存在する問題に対応するために生み出された、人類の知恵の一つ。無謬の科学はなく、故に、科学の探究にも終わりはないのです。大学はそんな“科学”を武器に持ち、最高学府としての教育と集結した英知による研究の両輪で、時代の最先端を走り続ける存在でなくてはなりません。また、社会的課題への解決策やビジョンを提示し続けることを、社会からも求められています。

今、下関市立大学は社会の期待とニーズに応えるべく、新時代における教育と研究への挑戦を行います。ひとつは、VUCAの時代に未来を見据えた革新的な学修成果評価システムの導入を皮切りに、国際的水準に目線を合わせた質の高い教育の提供。もうひとつは、これからの都市発展のカギを握る、IoT・グリーンニューディール・医療インフラと密接な関係を持つ研究分野であるデータサイエンスへの参入です。

“停滞は衰退”。
時代や社会に関わらず、多くの偉人や成功者によって語られていますが、変化の激しい時代とは、言い換えれば今までにないスピードで人類が前進している時代と言えるでしょう。これから始まる新しい取り組みは、本学のみならず下関市全体の発展を牽引する試みであり、同時に「学びの街、下関」を世界に誇れるものになると期待しています。

本学3つの理念「教育と研究の一体性に基づく新たな知の創造」、「東アジアを中心に広く世界に目を向けた教育と研究」、「地域社会の知的センターとして地域に根ざした教育と研究」の下、我々が率先して不透明な未来の前線に立ち、変化を恐れず“科学”の力で突き進んでいきたいと思います。


韓 昌完(ハン チャンワン)
HAN Chang-wan, Ph.D.
【最終学歴】
東北大学医学系研究科博士後期課程 修了(2005年3月)
東北大学経済学研究科博士後期課程 修了(2011年9月)

【学 位】
博士(医博(障)第88号)(2005年3月)
博士(経博(経営学)第84号)(2011年9月)

【経 歴】
東北大学大学院医学系研究科 非常勤講師
東北大学大学院医学系研究科 Visiting Professor
韓国 又松(ウソン)大学保健福祉学部 助教授
国立大学法人 琉球大学教育学部 教授
下関市立大学 理事・副学長
下関市立大学大学院経済学研究科 研究科長
下関市立大学 副学長(統括)
下関市立大学 学長就任(2022年4月)

 

歴代学長

韓 昌完  2022.4-(現在)
川波 洋一 2016.4-2022.3
吉津 直樹 2013.4-2016.3
荻野 喜弘 2010.4-2013.3
坂本 紘二 2007.4-2010.3
堀内 隆治 2004.4-2007.3
下山 房雄 1998.4-2004.3
大屋 祐雪 1992.4-1998.3
木下 悦二 1986.3-1992.3
山田 龍雄 1980.3-1986.2
大津 親人 1980.1-1980.2(学長事務取扱)
北村 元一 1976.4-1980.1
北村 元一 1976.1-1976.3(学長事務取扱)
河野 實  1973.3-1976.3
伊藤 迪  1967.3-1973.3
木下 友敬 1966.4-1967.3(学長事務取扱)
目崎 憲司 1956.4-1966.3