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下関市立大学
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#研究【研究成果】本学教員の論文が国際ジャーナルに掲載されました ― 機械学習を用いた消化器外科手術における周術期心血管イベントリスク予測 ―
この度、本学データサイエンス学部の窪田和巳教授が共同研究者として参画した論文が、国際学術誌『Circulation Journal』(2024年インパクトファクター:3.7) に掲載されました。
本研究では、消化器外科手術を受ける患者の周術期心血管イベントリスクを、機械学習を用いた予測モデルで解析。手術前からハイリスク患者を層別化することで、術前評価や周術期管理を改善する可能性を示しました。
研究のポイント
- 臨床データを用い、機械学習による予測精度の高いモデルを構築。
- 従来の統計モデルを超える可能性を示し、臨床現場での活用を期待。
- 医療とデータサイエンスを結ぶ橋渡しとなる研究。
著者コメント
「外科手術に伴う合併症は患者にとって大きなリスクです。データサイエンスの知見を応用することで、医療現場でより安全な管理体制を築くことができると考えています。本学は小規模ながらも学際的な研究を強みとし、臨床の現場と連携した実践的研究を展開できる点が魅力です。」
論文情報
- 論文タイトル: Evaluation of Perioperative Cardiovascular Event Risk in Gastrointestinal Surgery — Predictive Modeling and Risk Stratification Using Machine Learning
- 著者: Ito H, Seki T, Kawazoe Y, Takiguchi T, Akagi Y, Kubota K, Miyake K, Okada M, Ohe K.
- 掲載誌: Circulation Journal
- 発行日: 2025年4月24日(オンライン先行公開)
- DOI: 10.1253/circj.CJ-25-0032
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公立大学法人下関市立大学
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