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下関市立大学

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#広報

磯谷明徳特命教授が翻訳された、サミュエル・ボウルズ『モラル・エコノミー――インセンティブか善き市民か』がちくま学芸文庫として出版されました。

本学の磯谷明徳特命教授が共訳者の1人である、サミュエル・ボウルズ『モラル・エコノミー――インセンティブか善き市民か』が2024年9月12日にちくま学芸文庫として出版されました。ちくま学芸文庫は内外の良書を文庫本化して、多くの読者に供してきたことで極めて定評の高い文庫です。本書は2017年にNTT出版より刊行されましたが、今回の文庫化によって、学生の皆さんや広く一般の方々にも本書を手にしていただけるものと思います。磯谷先生によると、「本書では、イスラエルのハイファの託児所での失敗や2歳未満の子どもたちの観察、米国ボストンの消防士たちの欠勤問題といったとても面白い事例が取り上げられます。これらの事例は、経済的インセンティブ(金銭的な報酬や罰金など)が人々が持つ非金銭的な倫理的・道徳的動機を衰えさせる可能性があることを示します。本学の学生の皆さんも、本書を手にしてチャレンジしてみてはいかがだろうか。」とのことです。

モラル・エコノミーーインセンティブか善き市民か
サミュエル・ボウルズ著
植村 博恭、磯谷 明徳、遠山 弘徳 訳
筑摩書房

 [掲載日:2024.9.18]

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公立大学法人 下関市立大学
広報ブランド戦略課
TEL.083-253-9867/FAX.083-252-8099