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研究者(教員)情報

杉浦 勝章 (すぎうら かつあき)

職位 経済学部 経済学科 教授

学位 博士(経済学)

学歴 九州大学大学院経済学研究科経済工学専攻博士後期課程単位取得退学

担当科目 地域政策Ⅰ・Ⅱ、地誌学、専門演習Ⅰ・Ⅱ

所属学会 経済地理学会、産業学会

専門分野 経済地理学、地域政策論、産業立地論

研究業績報告書 2019年度研究業績(杉浦勝章)

主な研究テーマ 「産業立地と地域に関する研究」
産業や企業の立地が、産業政策・地域政策や企業戦略によって決定されるメカニズムについて研究している。また、産業立地が変化することによって、地域構造や地域経済に与える影響も研究テーマとしている。

私の授業 「地域政策Ⅰ」では、地域政策の中でも国が主体となって遂行している政策を対象とする。国土計画の変遷や地方分権への流れ、地方行財政改革等について解説する。
「地域政策Ⅱ」では、地域の直面している問題に対してどのような政策が実施されているのかを論じる。下関市や北九州市など身近な事例をもとに、地域政策の意義と課題、地域政策の変遷などについて解説する。

「地誌学」では、地域の事項を羅列的に記憶するのではなく、なぜそうなっているのか、どのような課題を抱えているのか、どのような対応がとられているのかといった内容を、地形、気候、歴史、都市、交通、産業といった様々な視点から分析する。


私のゼミ 地域が抱える問題に対して、地域政策がどのように機能し、どのような仕組みで展開されているかを考えていく。自分で考え、自分の意見を持つことを重視する。

主な研究業績
  • 「1990年代における石油化学工業の産業再編と立地再編」(経済地理学会『経済地理学年報』第47巻 第1号、2001年)
  • 「台頭する中国の半導体産業」(山崎朗・友景肇編『半導体クラスターへのシナリオ』、西日本新聞社、2001年)
  • 「九州におけるロボット産業の動向」(財団法人九州経済調査協会『九州経済調査月報』2001年12月号)
  • 「石油化学企業の立地戦略とコンビナートルネサンス計画」(産業学会『産業学会研究年報』第17号、2002年)
  • 「フグ関連産業の現状と産業集積の効果」(濱田英嗣編『下関フグのブランド経済学Ⅰ』、筑波書房、2009年)
  • 「化学産業」(財団法人九州経済調査協会編『九州産業読本 改訂版』西日本新聞社、2010年)
  • 「北九州 新たな産業展開の模索」(竹内淳彦、小田宏信編『日本経済地理読本(第9版)』、東洋経済新報社、2014年)
  • 「日本の製紙産業における産業再編と生産配置」(『下関市立大学論集』第61巻 第1号、2017年)
  • 「産業構造の変化と人口増減の関係について ~関門地域を事例として~」(『関門地域研究』第27号、2018年)
  • 「石油精製業を取り巻く環境変化と産業再編」『下関市立大学論集』第63巻 第2号、2019年)
  • 『地域政策(第2版)』中央経済社、2023年(共著)

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