12月16日(土)、長崎県立大学佐世保校で開催された合同ゼミ報告会に長濱ゼミとして２チームが参加しました。第12回目の報告会で、長崎県立大学の伝統行事となりつつあります。19チームが参加し、日ごろの研究成果を報告する場となっています。

　私たちは「近代における死の変容―日米英の葬儀業の確立に着目して」「持続可能性の歴史―文明崩壊の観点から」と題して、報告を行いました。「近代における死の変容」の報告は、ピアレビューで最高得点を頂戴しました。表彰式では綱辰幸地域創造学部長より、表彰していただく栄誉にあずかりました。

　報告作成では、当初は議論がかみ合わず苦労しました。また、パワーポイントの作成ではオーディエンスに見やすくするために字の色にまでこだわる必要があり、工夫を重ねました。参加学生からは「今回の研究発表会で、長崎県立大学の方々との交流を通して、自分たちの思いつかなかった視点や、研究内容を知ることができ非常に深い学びになりました。」「?中々自分自身は研究に貢献する事が出来ず、足を引っ張ってしまうところがありましたが、試行錯誤、創意工夫を行ったり、何度も何度も話し合いを繰り返したりした、グループワークでの取り組みは私にとって大切な思い出となりました。」といった感想が寄せられ、成長を強く実感できたようです。このような他大学との交流も、大学での学びの一つであり、長濱ゼミとしては大事にしている点です。

　また報告会後は、有田や波佐見などの磁器の文化にも触れました。普段触れることのない地域の伝統産業の意味を考える時間にもなりました。また４年生も積極的にサポートをしてくれ、チーム力も大きく高まったと感じています。

　長崎県立大学の関係の皆様をはじめ、各地でご対応くださった皆様に、学生の成長にお力添えいただき、心からお礼を申し上げます。

（執筆:経済学部　長濱 幸一 准教授）

［掲載日：2023.12.19］

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