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公開講座
平成20年度 公開講座実施状況
教養総合E 「混迷の時代に古典を読む」
テーマ 『混迷の時代に古典を読む』
下関市立大学では毎年、学生に対する教養総合の授業を市民の皆様に開放しています。平成20年度秋学期は「混迷の時代に古典を読む」というテーマで、下記のように10月6日から1月28日まで14回にわたり講義を行います。
月曜日5時限 午後4時30分~6時00分(第10回12月24日と第14回1月28日は水曜日同時間帯となります。第12回1月22日は木曜日同時間帯となります。) | |
下関市立大学 B講義棟1階 211教室 |
市民の皆様どなたでも自由に参加できます(申込不要、受講料無料)。
科目名 教養総合E |
配当年次 | 開講学期 秋 |
週 2時間 |
2単位 |
担当者(コーディネーター):加来 和典(下関市立大学准教授)
講義のねらい
みなさんは古典ということばを聞いた時、どんな本を思い浮かべますか。古典は文学作品だけではありません。みなさんが勉強しようとしている経済学や経営学などいろいろな学問分野に、それぞれ古典と呼ばれる書物があります。それらは、新しい学問を打ち立てる礎となったもの、大きな転換をもたらしたものなど、現在の学問領域を形作る上で大きな役割を果たしたものばかりです。
いま我々が古典を読む意味はどこにあるのでしょうか。その答えは実際に古典を読んでみなければ分かりません。
この講義では、社会科学の古典を中心に取り上げます。講師はそれぞれの視点から古典について語りますが、それはあくまで皆さんに古典を手に取ってもらうためのきっかけに過ぎません。この講義を通じ、学問はどのように始まり、どう変わったのか、ひいては学問とは何か、そんなことに思いを巡らせてもらいたいと思います。
主たる授業計画(シラバス)
総合テーマ:『混迷の時代に古典を読む』
テーマ | 講師 | |
---|---|---|
第1回 10月6日 | 古典を読むということ(イントロダクション) | 加来 和典 |
第2回 10月20日 | 『創世記』 | 下田 守 |
第3回 10月27日 | 『方法序説』デカルト | 西田 雅弘 |
第4回 11月10日 | 『職業としての学問』ヴェーバー | 道盛 誠一 |
第5回 11月17日 | 『南ドイツの中心地』クリスタラー、『孤立国』チューネン | 吉津 直樹 |
第6回 12月1日 | 『ティトゥス・リウィウスの最初の十巻についての論考』マキャヴェリ | 鈴木 陽一 |
第7回 12月8日 | 『ヨーロッパ世界の誕生 マホメットとシャルルマーニュ』ピレンヌ) | 丹下 榮 |
第8回 12月15日 | 『蜂の寓話』マンデヴィル | 米田 昇平 |
第9回 12月22日 | 『資本論』マルクス | 川本 忠雄 |
第10回 12月24日 | 『雇用、利子および貨幣の一般理論』ケインズ | 素川 博司 |
第11回 1月19日 | 『資本論』マルクス | 佐々 由宇 |
第12回 1月22日 | 『ミドルタウン』リンド夫妻 | 叶堂 隆三 |
第13回 1月26日 | 『貧困と飢餓』『不平等の再検討』セン | 佐藤 隆 |
第14回 1月28日 | 『自殺論』デュルケム | 加来 和典 |
成績評価等
出席状況および期末試験によって評価します。
※市民の方は試験及び成績評価はありません。
教科書・参考書
教科書は使用しません。
参考書:講義でとりあげる古典。
皆様方のご参加をお待ちしております。来学には公共交通機関をご利用ください。
講義の日時やテーマなどについては、変更になる場合があります。最新の情報は、本学ホームページでご確認ください。
関門地域論
第一部「資源としてのソーシャル・キャピタル研究」
第二部「地方分権改革後の関門地域の展望」
下関市立大学では毎年、学生に対する関門地域論の授業を市民の皆様に開放しています。
平成20年度春学期は、第一部「資源としてのソーシャル・キャピタル研究」、第二部「地方分権改革後の関門地域の展望」というテーマで、下記のように8月25日から8月28日まで14回にわたり講義を行います。
とき: | 8月25日(月) 1限・2限・3限・4限 26日(火) 2限・3限・4限 27日(水) 1限・2限・3限・4限 28日(木) 1限・2限・3限 |
---|---|
場所: | 下関市立大学 B講義棟1階 211教室 |
市民の皆様どなたでも自由に参加できます(申込不要、受講料無料)。
科目名 関門地域論 |
配当年次 3・4年次 |
開講学期 春 |
集中講義 | 2単位 |
担当者(コーディネーター):加来 和典(下関市立大学准教授)
講義のねらい
本講義は、北九州市立大学と本学との共同研究である関門地域共同研究の成果を学生や市民の皆様に公開するものです。
今年度は、2つのテーマを連続して取り上げます。
第1部は、2006年度の調査研究に基づき、関門地域のソーシャル・キャピタルの現状について講義します。関門地域にはどのようなソーシャル・キャピタルが蓄積され、どのように機能しているのでしょうか?関門地域の住民がどのようなソーシャル・キャピタルを持っているのかを住民に対する調査票調査で明らかにするとともに、北九州市と下関市という地域間の結びつきの点からも捉えてみようと考えています。
第2部は、2007年度の調査研究に基づき、今後の地方分権改革後の関門地域を展望します。現在、全国的に地方分権改革や道州制議論が進められていますが、これらの働きは関門地域の自治体、さらには住民、経済界などにとっても、直接的に様々な影響がある事項です。地方分権時代においては、「中央での決定を待って対応を検討する」のではなく、地域が主体的に自らの将来について検討し、国等に対して発信していくことが必要です。こうしたことから、いわゆる「関門特別市」議論も含んだ、今後の地方分権改革後の関門地域を展望するための基礎的な視点を提供します。
主たる授業計画(シラバス)
テーマ | 講師 | |
---|---|---|
第1部「資源としてのソーシャル・キャピタル」 | ||
第1回 8月25日1限 9:00~10:30 |
関門地域における「ソーシャル・キャピタル」 | 道盛 誠一 (市立大教授) |
第2回 8月25日2限 10:40~12:10 |
地域の観光化に対する住民の意識 | 須藤 廣 (北九州市立大教授) |
第3回 8月25日3限 13:10~14:40 |
地域というソーシャル・キャピタルの現状と課題 | 石塚 優 (北九州市立大教授) |
第4回 8月25日4限 14:50~16:20 |
子どもの安全に関する意識と社会関係 | 児玉 弥生 (北九州市立大学准教授) |
第5回 8月26日2限 10:40~12:10 |
社会関係と相互扶助 | 加来 和典 (市立大准教授) |
第6回 8月26日3限 13:10~14:40 |
関門港の連携形態としての「スーパー中枢港湾」 -スーパー中枢港湾指定申請をめぐる動向- |
尹 明憲 (北九州市立大学教授) |
第7回 8月26日4限 14:50~16:20 |
東アジア経済交流推進機構と関門地域 -国際物流拠点とネットワーク形成のための連携- |
高嶋 正晴 (立命館大学教授) |
第8回 8月27日1限 9:00~10:30 |
関門地域における連携に関する一考察 | 吉津 直樹 (市立大教授) |
第9回 8月27日2限 10:40~12:10 |
コミュニティにおける資源回収の新たなシステムづくりについて | 松永 裕己 (北九州市立大学准教授) |
第2部「地方分権改革後の関門地域の展望」 | ||
第10回 8月27日3限 13:10~14:40 |
歴史ある関門連携(2007年度調査の背景と目的) | 道盛 誠一 (市立大教授) |
第11回 8月27日4限 14:50~16:20 |
道州制・特別市議論と関門連携 | 南 博 (北九州市立大学准教授) |
第12回 8月28日1限 9:00~10:30 |
関門特別市構想への疑問 -道州制導入の議論に関連して- |
太田 周二郎 (市立大学教授) |
第13回 8月28日2限 10:40~12:10 |
道州制と大都市制度の改革 | 森 裕亮 (北九州市立大学准教授) |
第14回 8月28日3限 13:10~14:40 |
日本の地域構造と地域連携 | 吉津 直樹 (市立大学教授) |
成績評価等
出席状況および期末試験によって評価します。
※市民の方は試験及び成績評価はありません。
教科書・参考書
教科書は使用しない。毎回レジュメを配布する予定。
同報告書の全文をインターネットに公開しています。地域共創センターホームページをご覧ください。
皆様方のご参加をお待ちしております。来学には公共交通機関をご利用ください。
講義の日時やテーマなどについては、変更になる場合があります。最新の情報は、本学ホームページでご確認ください。
地域論
地域論
下関市立大学では毎年、学生に対する地域論の授業を市民の皆様に開放しています。平成20年度秋学期は、下記のように10月3日から1月30日まで14回にわたり講義を行います。
とき: | 10月3日,10日,17日,24日,11月7日,14日,21日,28日,12月5日,12日,19日,1月9日,23日,30日 毎週金曜日5時限 午後4時30分~6時00分 |
---|---|
場所: | 下関市立大学 B講義棟3階 |
市民の皆様どなたでも自由に参加できます(申込不要、受講料無料)。
科目名 地域論 |
配当年次 24年次 |
開講学期 秋 |
週 2時間 |
2単位 |
講義のねらい
「地域」とは、なんであろうか。今日の世界では、さまざまな問題(地域問題)が深刻化し、それらは紛争に拡大、尖鋭化しているとも言える。
本講義は、世界の地域紛争、とくに中東を根源とする「地域問題」に焦点をあてて解説し、「地域」とは、なんであるのかを考えてみたい。
主たる授業計画(シラバス)
- 「地域」とは
- 地域問題の発生の要因
- 中東における紛争の発生
- その拡大要因
- 民族と「地域」
- 「イスラム」と地域問題
- 近年の戦争と「地域」
- 資源の空間的配分と「地域」
- まとめ
成績評価等
定期試験を中心に、レポート、出席などを加味する。
※市民の方は試験及び成績評価はありません。
教科書・参考書
プリントを配布する。
皆様方のご参加をお待ちしております。来学には公共交通機関をご利用ください。
講義の日時やテーマなどについては、変更になる場合があります。最新の情報は、本学ホームページでご確認ください。
- 市民ゼミナール118KB
- 市民大学 中級中国語講座101KB
- 市民大学 企業提供講座158KB
- 市民大学 新教養講座83KB
公開講座アーカイブ
お問い合わせ先
下関市立大学都市みらい創造戦略機構(地域連携課)
〒751-8510 山口県下関市大学町二丁目1番1号
TEL. 083-254-8613 / FAX. 083-253-1622