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研究者(教員)情報

藤井 美男(ふじい よしお)

職位 経済学部 経済学科 特命教授

学位 博士(経済学)

学歴 九州大学大学院経済学研究科 博士課程単位修得退学

担当科目 経済学入門、西洋史A、外書講読(英語)、専門演習Ⅰ、基礎演習 など

所属学会 社会経済史学会、日本西洋史学会、比較都市史研究会、西洋中世学会 など

専門分野 西洋経済史

研究業績報告書 -

主な研究テーマ 中世後期のヨーロッパを舞台に、都市史、手工業史、近代国家形成史といった分野を主たる研究テーマとしてきた。特に近年は、ネーデルラント諸都市とブルゴーニュ国家を具体的な対象として、近代国家の萌芽を都市と封建国家との関係性から究明することに主眼を置いている。

私の授業 担当する科目全てについて、学んだことを本当に理解できたと、受講生の諸君が実感できるような方針で臨んでいる。

私のゼミ 専門演習Ⅰではしばらくの間「モノの世界史」という枠組みで、世界商品に関する文献を講読することを通じ、世界システム論の一端を理解することを目指す。

基礎演習では、「知的生産の技術」をメインテーマに、大学での勉強の仕方やレポート、論文の書き方に関する技術を学ぶ。 

主な研究業績
・『中世後期南ネーデルラント毛織物工業史の研究―工業構造の転換をめぐる理論と実証―』九州大学出版会(1998年2月)
・『ブルゴーニュ国家とブリュッセル―財政をめぐる形成期近代国家と中世都市―』ミネルヴァ書房(2007年2月)
・「15世紀中葉フィリップ=ル=ボンの対都市政策-ブラバント都市ブリュッセルの事例を中心に-」藤井美男(編著)『ブルゴーニュ国家の形成と変容-権力・制度・文化-』九州大学出版会(2016年)、 pp.35-78
・「中世後期ブラバント公権と都市―近代国家形成過程における君主=都市関係の予備的考察―」九州大学『経済学研究』第83巻第5・6合併号、 2017年、 pp.51-70
・Some considerations on the financial policy of the first Duke of Valois-Burgundy, in Dewilde,B./PoukensJ.(eds.), Entrepreurs, institutions & government intervetion in Europe (13th-20th centuries): essays in honour of Erik Aerts, (Academic and Scientific Publishers), Brussels, 2018, pp.87-100.

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