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研究者(教員)情報

平山 也寸志 (ひらやま やすし)

職位 経済学部 国際商学科 教授

学位 博士(法学)[広島大学]

学歴 1996年 獨協大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学

担当科目 民法総論、物権法、債権法、消費者法、基礎演習、専門演習

所属学会 日本私法学会、比較法学会、日本消費者法学会、日本土地法学会中国支部研究会、
日本成年後見法学会ほか。

専門分野 民法学

研究業績報告書 2019年度研究業績(平山也寸志)

主な研究テーマ 「代理の基礎理論」
代理は本人のために、代理人がなす意思表示に関する制度である。代理制度をめぐる諸問題について、学説史的手法などを用いて研究を進めている。

私の授業 民法は、商品を買う、家を借りるなどの我々の生活関係等を規律する法である。民法は5編からなる。民法総論では、民法全体に目を配りつつ、民法第1編(民法総則)を中心に学ぶ。財産権は債権と物権とからなるが、「債権法」の授業では債権に関する民法第3編の基礎的な事項を学ぶ。「物権法」の授業では所有権などの物権に関する民法第2編の基礎的な事項を中心に学ぶ。現代社会は消費社会である。我々は生活するために、事業者から商品を購入するなどする際に消費者問題に直面することがある。事業者との関係で弱い消費者を保護する法を学ぶのが「消費者法」の授業である。

私のゼミ 民法学上の学説・判例等を検討することにより、民法学に関する基礎的な力を養うことを目指している。

主な研究業績

著書

  • 『代理権濫用の研究』(信山社、2018年12月)
  •  

    論文等

  • 「代理論史―代理権濫用論を中心として―」水本浩=平井一雄編『日本民法学史・各論』41-98頁(信山社、1997年4月)所収
  • 「ドイツ代理法―代理の法的構成を中心に―」椿寿夫=伊藤進編『代理の研究』598-622頁(日本評論社、2011年3月所収)
  • 「民法(債権関係)改正における「代理権濫用」の明文化の検討の覚書」清水元=橋本恭宏=山田創一編『財産法の新動向 平井一雄先生喜寿記念』601-636頁(信山社、2012年3月)所収
  • 「成年後見人の代理権濫用に関する検討の覚書」村田彰先生還暦記念論文集編集委員会編『村田彰先生還暦記念論文集 現代法と法システム』47-62頁(酒井書店・育英堂、2014年12月)
  • 「〈研究報告〉代理権濫用論―本人による監督措置不作為の場合を念頭に置いて―」『私法』76号190‐197頁(日本私法学会、2014年4月) 以上

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