ホーム > 大学概要 > 教育情報の公表(法定事項) > 研究者(教員)情報

研究者(教員)情報

加来 和典 (かく かずのり)

職位 経済学部 経済学科 准教授

学位 文学修士

学歴 九州大学文学研究科博士課程中退

担当科目 社会、都市社会学、社会調査論、社会学、基礎演習、専門演習I・II

所属学会 日本社会学会、日本社会分析学会、西日本社会学会、日本都市社会学会、日本村落研究学会、日本社会福祉学会、日本地域福祉学会、日本社会病理学会 、日本時間学会、山口地域社会学会

専門分野 地域社会学、福祉社会学

研究業績報告書 2019年度研究業績(加来和典)

主な研究テーマ 「地域の社会学的研究」
生活構造の視点から、少子高齢化のなかで地域集団や家族がどのような変容を遂げているのかを、調査研究によって解明している。

私の授業 「都市社会学」では、我が国の都市の現状を、理論と調査をもとに理解しようとしている。全般的都市化やグローバリゼーションの中で、地域社会は大きな変動を生じている。生活構造論的視点から地域社会を解明することを目指す。
「社会調査論」では、社会調査の意義や理論、また、実際の調査技法について学ぶ。現在、行政や企業・市民団体でも盛んに社会調査が行われている。そのデータをどう利用すればよいのか。また、自らが調査を企画・実施するにはどうすればよいのか。実用的な知識を身につけてもらいたい。
「社会学」では、現代社会のさまざまなトピックについて考えていこうとしている。文化、家族、集団、ジェンダー、エスニシティなどについて、社会学的な視点を用いて考えていく。

私のゼミ 「地域社会における生活構造」をテーマとしている。地域住民の生活が、地域社会の中でどのように構造化されているのか。人々にとって地域社会とはどのようなものなのかについて考えている。卒論では、学生の多様な関心に沿って様々な研究テーマを取り扱っている。

主な研究業績
  • 『現代農山村の社会分析』(共著、1998年、学文社)
  • 『家族・福祉社会学の現在』(共著、2001年、ミネルヴァ書房)
  • 『エイジングの社会心理学』(共著、2003年、北樹出版)
  • 『欲望社会-マクロ社会の病理-』(共著、2003年、学文社)
  • 「社会福祉と地域集団─特別養護老人ホームの設置を事例として─」(『季刊社会保障研究』第30巻第2号、1994年)
  • 『生活からみる社会のすがた』(共編著、2022年、学文社)
  • 「農村地域における日常型移動研究の意義」(『年報 村落社会研究』第58集、2022年)

  • ホームページ

    電子メール kaku@shimonoseki-cu.ac.jp