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研究者(教員)情報

川波 洋一 (かわなみ よういち)

職位 大学院経済学研究科 特別招聘教授

学位 博士(経済学)九州大学

学歴 九州大学経済学部卒
九州大学大学院経済学研究科修士課程修了
九州大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学

担当科目 経済学特論I、II、教育における経済問題の分析I、II

所属学会 日本金融学会、信用理論研究学会、経済理論学会

専門分野 貨幣論、金融論

研究業績報告書 -

主な研究テーマ 資本主義経済における貨幣資本と現実資本の動態に関する研究
資本主義経済における貨幣・信用理論の展開に関する研究
米国金融システムの特質と担保制度の展開に関する理論的研究
金融危機と証券化(セキュリタイゼーション)に関する理論史的研究

私の授業 大学院の経済学特論I、IIにおいては、教育経済学の研究にとって基盤となる経済学説について、イギリスの古典派経済学、マルクス経済学、新古典派経済学、ケインズ経済学をはじめ、幅広く概説しています。マックス・ウエーバーやカール・ポラニー、現代アメリカの経済学、ニューケインジアンやシカゴ学派、行動経済学にも議論が及ぶこともあります。

「教育における経済問題の分析I、II」では、2年次の院生を対象に、教育サービス、 教育制度、政策などについて経済学的視点から論じた書物を素材にして発表・討論 形式で授業を進めています。

いずれの授業においても、院生諸君は勉強熱心で、意欲的です。発言も大変積極 的です。幅広く調べ、徹底的に粘り強く考え抜く態度を身につけ、学問的真理に迫ることの喜びを感じてほしいと思います。

私のゼミ

主な研究業績 [著書]
1)『貨幣資本と現実資本―資本主義的信用の構造と動態―』有斐閣、1995年
2)『消費金融論研究』クレス出版、2011年
3)『現代金融論(新版)』有斐閣、2016年

[学術論文]
1)“The Credit Extension and the Collateral System: Historical Development of Business Loans by American Commercial Banks [1]”九州大学『経済学研究』第56巻、第3号、pp.73-97.
2)“Asian Financial Crisis and the Japanese Economy” Kyushu University and Pusan National University, The Asian Economy and the Changes in Policies, Structures and Institutions, pp.12-24.
3)‘Abenomics and the "Quantitative and Qualitative Monetary Easing" (QQE) : What’s Necessary for Achieving the Growth Strategy?’ USJI Voice Vol.3 October 15, 2014, http://www.us-jpri.org/en/voice/voice3.pdf
4)「アメリカ経済と金融危機」(櫻川昌哉・福田慎一編『なぜ金融危機は起きるのか─金融経済研究のフロンティア─』東洋経済新報社、pp.169-197(pp.169-186.を担当)、2014年。
5)「信用拡張の支持装置としての担保の架空性について―アメリカン・バンキング・プラクティスにおける収益力―」九州大学経済学会『経済学研究』第81巻、第4号(創立90周年記念号)、2014年、pp.235-250.

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