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研究者(教員)情報
岸本 充弘(きしもと みつひろ)
職位 | 経済学部 公共マネジメント学科 特命教授 |
学位 | 博士(学術) |
学歴 | 北九州市立大学大学院社会システム研究科博士後期課程修了 |
担当科目 | 水産経済論Ⅰ・Ⅱ、公共マネジメント特講Ⅱ、下関の産業とみらい、基礎演習、専門演習Ⅰ |
所属学会 | 社会経済史学会、日本アーカイブズ学会、地域漁業学会、山口県地方史学会、水産史研究会 |
専門分野 | 捕鯨産業史・文化史、水産経済学、鯨未利用部位活用に係る産官学連携事業等 |
研究業績報告書 | - |
「くじらの街・下関」から捕鯨産業や鯨文化、水産史等について、1次資料や関係者へのヒアリング等を通じた調査研究を行い、「鯨」を下関の地域振興にどう繋げることができるのかを研究テーマにしています。また現在、鯨の未利用部位(残渣)を有効活用し、新たな製品化へ繋げる実証事業を産学で取り組んでいます。更に、若い世代を対象に鯨食普及させるためのプロジェクト活動や、捕鯨の歴史文化を広める活動も行っています。 | |
私の授業 | 「鯨」や「捕鯨」を軸に、幅広く水産業を通して水産経済学の領域にアプローチしていきます。また、下関の地域活性化に「鯨」をどうつなげていけるのか、他の水産物や水産経済以外の幅広い視点でも、その施策や手法等について一緒に考えていきたいと思います。 |
私のゼミ | 鯨等の水産物にこだわらず、地域資源を活用した地域振興策を、政策提言、事業提案、商品開発等のグループに分かれ、1年かけて最終的に提言書としてとりまとめることを目標にしています。現場でのフィールドワーク調査等を大事にしています。 |
主な研究業績 |
著書 ・『関門鯨産業文化史』、海鳥社、2006
・『下関から見た福岡・博多鯨産業文化史』、海鳥社、2011
・『戦前期・南氷洋捕鯨の航跡 マルハ創業者・中部家資料から』(令和2年度日本アーカイブズ学会出版助成採択)、花乱社、2020
・『山口の捕鯨解体新書』花乱社、2022他
論文等 ・「昭和十五/十六年度漁場日誌」に見る戦前の南氷洋捕鯨について-中部利三郎資料より-(前編)」社会システム研究」第10号、2012
・「我が国における戦前・戦後を中心とした鯨油製造、利用の歴史を辿る」地域共創センター年報Vol.10、2017
・共著「商業捕鯨再開へ向けて-国際捕鯨委員会(IWC)への我が国の戦略と地方自治体の役割について-」地域共創センター年報Vol.11、2018
・「鯨の島・壱岐における近代捕鯨の痕跡を辿る」社会システム研究第19号、2021
・「戦後の日本におけるトロール漁業、捕鯨等の実態を検証する : 大洋漁業・石若寿山氏写真資料等を通じて」地域共創センター年報Vol.14、2021
・共著「Fatty Acid Composition of Bryde’s Whale Oil(ニタリクジラの脂肪酸組成)」日本セトロジー研究第31号、2021
・「『南氷洋捕鯨業記録』に見る従事者の地域性について」社会システム研究第20号、2022他
・「下関地域鯨油高度化利用産官学連携推進協議会事業の取り組みについて」地域漁業研究62、2022
・「『南氷洋捕鯨業記録』診療状況一覧表から見る遠洋航海の疾病について」社会システム研究第21号、2023
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