ホーム > 大学概要 > 教育情報の公表(法定事項) > 研究者(教員)情報

研究者(教員)情報

長濱 幸一 (ながはま こういち)

職位 経済学部 経済学科 准教授

学位 博士(経済学)

学歴 九州大学大学院経済学府 経済システム専攻博士課程 修了

担当科目 西洋史A、西洋史B、西洋経済史、専門演習Ⅰ・Ⅱ など

所属学会 社会経済史学会、九州歴史科学

専門分野 西洋経済史

研究業績報告書 2019年度研究業績(長濱幸一)

主な研究テーマ 「ハプスブルク帝国における経済発展とネイション意識」
 19世紀後半から20世紀初頭の中欧に関心を持ち、経済発展とネイション意識の形成を主なテーマとしている。特にプラハを地域として選定し、商工会議所や同地の経済人の活動に注目している。19世紀末以降のハプスブルク帝国は、民族対立により衰退したとの見方が支配的であったが、地域の名士である経済人たちがその民族対立をどのように考え、対応していたかを検討している。

私のゼミ  西洋史・西洋経済史のゼミですが、「過去と現代の対話」を意識して毎年テーマを選定しています。学内では邦語文献を読み、まとめ、わかりやすく伝えるという基礎的な力を培いつつ、卒業論文の準備を進めていきます。またフェアトレードの視察や他大学のゼミとの合同発表会など学外での学びも大事にしています。学生と教員がともに成長しあえるゼミを目指しています。

主な研究業績
  • 「反知性主義時代における西洋経済史ゼミの試み」木村務・古河幹夫編著『地方大学の挑戦』石風社, 2017年, pp.173-207。
  • 長濱幸一「1898年プラハ経済人の意見聴取会について(1)」『長崎県立大学経済学部論集』第50号第3号,2016年, pp. 23-45。
  • 長濱幸一「1900年プラハ経済界における民族和解の提案」『長崎県立大学経済学部論集』第49巻第3号, 2015年, pp.1-27。
  • 長濱幸一「1884年選挙後のプラハ商工会議所役員会―多数派交代と協調体制の再建に着目して―」『経済学部論集(長崎県立大学)』第47巻第1号, 2013年, pp.1-28。

  • ホームページ -

    電子メール nagahama (以下@shimonoseki-cu.ac.jpを追加してください)